シェイプシフター本来の姿。怪異形態。
他の生物を捕食吸収し、その生命力(寿命)を奪うことで生きる影の怪異。
捕食した存在の姿形を模倣する擬態能力を有する。
長く生きた個体は、対象の外見に留まらずその記憶や技術まで自分のものにできるというが、影子は幼く未熟であるためそこまでの力はない。
擬態中の姿はもとになった生物と見分けがつかないほど似ているが、あくまで本体は影。我を忘れるほどの動揺や興奮状態に陥ると、自然な形状を保てず揺れ蠢いてしまう。
他生物から生命力を得る手段として、捕食吸収の他に『男との性交』がある。
捕食に比べれば微々たるものだが、シェイプシフターにとって人間の精液は極上の美味として感じられるため、擬態に女体を選び積極的に交わりを求める淫蕩な個体が多いという。